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茨城県=いばらきけん。「ぎ」でなく「き」ということは、ほとんどの人が知っている。にもかかわらず、身のまわりには「いばらぎ」という人がけっこういるし、アナウンサーでもいまだに「いばらぎ」と読む人がいたりする。自分なぞは正確に「いばらきけん」といおうと意識しすぎるあまり、「き」だけデカイ声になっちゃったりもする。「き」で合ってるはずなのに、不自然。偏屈にすら、思われかねない。
 
もしかして、秋葉原が「あきばはら→あきはばら」になったり、山手線が「やまてせん→やまのてせん」になったように、茨城もかつては「いばらぎ」だった歴史があったりしないか。茨城県庁・広報広聴課に聞いたところ、「茨城が『いばらぎ』から『いばらき』に変わったということはありませんね。廃藩置県のときから『いばらき』です」という。
 
ええー。じゃ、なんで「いばらぎ」と言う人がこんなに多いのか、と聞くと「茨城の独特のお国訛りのせいですね。茨城は、字幕が必要なほどの訛りではないですが、イントネーションが尻上がりになり、濁る言葉が多いんです。代表的な方言は『ごじゃっぺ』(てきとう)とかですね」。
 
また、『いばらぎじゃなくていばらき』の著者で、茨城王の青木智也さんは言う。「茨城弁の発音は、か行、た行が濁音になる特徴があるんです。それで、茨城県内の人は自分では『き』と言っているつもりなのに、他県の人には『ぎ』と言ってるように聞こえて、『いばらぎ』だと思われるようになったんですよ。ただ、最近では、県外から来る人、移動などがあったりしてあいまいになり、県内でも『いばらぎ』と思ってる人はいます」
 
ところで、「か行」「た行」は言葉の頭にくる場合は濁らず、間に来る場合だけ濁る。たとえば「わかんない→わがんない(わがんねー)」のようになるとか。
 
「茨城」は、昔から「いばらき」が正解。それでも、みんなに「いばらぎ」と言われるたび、どんな気持ちになるのか。「いちいち訂正はしませんが、心の中で『ぎ、じゃなくて、き、なんだけどなぁ…』と思います。県庁では、みんな暗黙の了解できちんと『き』と言ってます。せめて県の職員からでも『いばらき』と言おうという意識はみんな持っていますね」(茨城県庁・広報広聴課)
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